2009/12/29 [11:31:17] (Tue)
未選択
朝の光を丹念に撚り合わせて作ったように光り輝く髪を
しなやかな指先がくるくると巻き上げていく。
器用にもたった一本の櫛でその豊かな髪は結い上げられ、
華奢な首筋が露わになる。
神の創り得た美の最高傑作だなと布団の中から手放しの賞賛を送りながらその様を眺めていた日番谷に、その最高傑作が振り返る。
「隊長、いつまで寝てるんですか?そろそろ起きて朝ごはん食べちゃってくださいよ」
ああと生返事で指を立て側へ来いと動かしてみせると、
面倒がる様子も見せず乱菊はすぐに布団の脇に膝をつく。
「なんですか?具合が悪いとかじゃないですよね?」
少し顔を寄せ覗き込むような乱菊の腕を取った日番谷がにんまりと笑う。
「せっかくの非番だぜ、そう急く事もねえだろ」
頬をなでられ少し顔を赤らめた乱菊に身を起こした日番谷のくちびるが触れかけた瞬間。
ふっくらと艶やかなくちびるではなく、形の良い指先が日番谷を受け止めた。
「だめです、今日は大掃除しなくちゃ……」
「冷てぇ指してんな」
くちづけとも甘噛みともつかぬ日番谷の悪戯に乱菊の吐息が震える。
「や……っ!!」
真っ赤になった乱菊が思わず指を引くと、まるでそのままひっぱられたかのような滑らかな動きで起き上がった日番谷が乱菊のくちびるを塞ぐ。
胸の前でぎゅっと握り締められた乱菊の両手を、一回り小さく、けれど力強い手が包む。
どさり……屋根の雪が落ちる音が合図でもあったかのように、日番谷のくちびるが離れていく。
くたりと力の抜けた乱菊がようやく目を開くと、にやにやと笑いながら身支度を始めている日番谷と目が合った。
「……隊長のえっち……」
「あー?温かくなっただろ?」
「知りません!!」
朝食の味噌汁を温めるために足早にその場を離れた乱菊だが、日番谷が見えない所までくると足を止めた。
温かいどころか耳まで熱くなってるのを感じる。
焼けたもちのようにぷっくりと頬をふくらませ、もう、と悪態をつく様はまるで少女のように可愛らしい。
からかわれたと不機嫌な顔をしたのもほんの束の間。
「さっさと大掃除済ませちまって、買い物ついでに熱い汁粉でも食いに行くか?」
そんな一言でぱあっと顔を輝かせる乱菊に日番谷の口元もほころぶ。
陽の光にきらきらと反射する雪のように華やかな笑い声に彩られた冬の朝だった。
しなやかな指先がくるくると巻き上げていく。
器用にもたった一本の櫛でその豊かな髪は結い上げられ、
華奢な首筋が露わになる。
神の創り得た美の最高傑作だなと布団の中から手放しの賞賛を送りながらその様を眺めていた日番谷に、その最高傑作が振り返る。
「隊長、いつまで寝てるんですか?そろそろ起きて朝ごはん食べちゃってくださいよ」
ああと生返事で指を立て側へ来いと動かしてみせると、
面倒がる様子も見せず乱菊はすぐに布団の脇に膝をつく。
「なんですか?具合が悪いとかじゃないですよね?」
少し顔を寄せ覗き込むような乱菊の腕を取った日番谷がにんまりと笑う。
「せっかくの非番だぜ、そう急く事もねえだろ」
頬をなでられ少し顔を赤らめた乱菊に身を起こした日番谷のくちびるが触れかけた瞬間。
ふっくらと艶やかなくちびるではなく、形の良い指先が日番谷を受け止めた。
「だめです、今日は大掃除しなくちゃ……」
「冷てぇ指してんな」
くちづけとも甘噛みともつかぬ日番谷の悪戯に乱菊の吐息が震える。
「や……っ!!」
真っ赤になった乱菊が思わず指を引くと、まるでそのままひっぱられたかのような滑らかな動きで起き上がった日番谷が乱菊のくちびるを塞ぐ。
胸の前でぎゅっと握り締められた乱菊の両手を、一回り小さく、けれど力強い手が包む。
どさり……屋根の雪が落ちる音が合図でもあったかのように、日番谷のくちびるが離れていく。
くたりと力の抜けた乱菊がようやく目を開くと、にやにやと笑いながら身支度を始めている日番谷と目が合った。
「……隊長のえっち……」
「あー?温かくなっただろ?」
「知りません!!」
朝食の味噌汁を温めるために足早にその場を離れた乱菊だが、日番谷が見えない所までくると足を止めた。
温かいどころか耳まで熱くなってるのを感じる。
焼けたもちのようにぷっくりと頬をふくらませ、もう、と悪態をつく様はまるで少女のように可愛らしい。
からかわれたと不機嫌な顔をしたのもほんの束の間。
「さっさと大掃除済ませちまって、買い物ついでに熱い汁粉でも食いに行くか?」
そんな一言でぱあっと顔を輝かせる乱菊に日番谷の口元もほころぶ。
陽の光にきらきらと反射する雪のように華やかな笑い声に彩られた冬の朝だった。
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2009/12/21 [16:37:12] (Mon)
どうでもいい話
今日終了式だったジャニ男
はしゃぎまくり、私がお昼ご飯を作ってる間に逃走
がっつりご近所の車(停車中)に激突……_| ̄|●|li
ケガもないし修理も保険がききますが…
この年末の忙しい時期に修理にご足労願わなくてはいけないし
大変ご迷惑をかけてしまいました
私の監督不行届きです;;
何よりきついのは
日常生活でもホントに毎日何度でも同じ事を注意され
にもかかわらず、まるで反省しない子供たちに
昨夜マジ切れしたダンナっち
手こそ出さないものの尋常じゃない大声で叱り飛ばし
結果自分自身が一番へこんで自室に閉じこもってしまいました
今夜も同じ様なことにならないといいけど…
一度減った薬がまた増えたダンナっち
迷走しているのはジャニ男よりダンナっちの方みたい
一番辛いのは本人
だけどそばで支える側も辛くないはずもなく
いつかきっと来る、けれどそれがいつだかわからない
そんな春をただただ心待ちにしている日々です
はしゃぎまくり、私がお昼ご飯を作ってる間に逃走
がっつりご近所の車(停車中)に激突……_| ̄|●|li
ケガもないし修理も保険がききますが…
この年末の忙しい時期に修理にご足労願わなくてはいけないし
大変ご迷惑をかけてしまいました
私の監督不行届きです;;
何よりきついのは
日常生活でもホントに毎日何度でも同じ事を注意され
にもかかわらず、まるで反省しない子供たちに
昨夜マジ切れしたダンナっち
手こそ出さないものの尋常じゃない大声で叱り飛ばし
結果自分自身が一番へこんで自室に閉じこもってしまいました
今夜も同じ様なことにならないといいけど…
一度減った薬がまた増えたダンナっち
迷走しているのはジャニ男よりダンナっちの方みたい
一番辛いのは本人
だけどそばで支える側も辛くないはずもなく
いつかきっと来る、けれどそれがいつだかわからない
そんな春をただただ心待ちにしている日々です
2009/12/13 [12:42:15] (Sun)
鰤オタ熱く語る…
もう早読み派の方には先週って感じですね
修兵さんがああいうことになりまして。。。
すいません
すごく不謹慎ですが…ほっとしてしまいました
私自身の思っていた檜佐木修兵像とのブレがないことに安心したというべきでしょうか
最後まで修兵さんにとって東仙要は信じている隊長でしかありえなくて
彼が本気で自分を殺そうとするなんて心底信じられなくて
だからこそあんなにも無防備に東仙要の側に近寄ってしまう
信じるなんて言葉では表せないほどに
幼子が親を想う純粋さで彼の魂が慕っているように思えるのです
とても重いテーマですが親が子を殺す、またはその逆の場合
殺される側は最後まで信じられない思いでいっぱいだと思うのですが
あの瞬間修兵さんの感覚はまさにそうだったのじゃないでしょうか
もちろん修兵さんの無事は疑ってもないですよ
もうすぐ卯の花隊長も到着なさることですし
(現実とのタイムラグはこの際置いといて…)
あの状態でうりゅたんも乱菊さんも無事なんですから
当然修兵さんも無事です
でもって……やっぱり修兵さんもヒロイン確定なんだと思いました
…だって久保てんてヒロインに容赦ない…
要っち蹴り落としてましたからね…天誅!
にしても、流されるだけでなくちゃんと東仙要の主義主張が
これからちゃんと語られそうで安心しました
そういう土台のない相手に傾倒してるなんてそれこそ可哀想ですから…
こんなにも近くにいるのに
貴方へと投げた言葉はその耳には届かず風に散る
数え切れぬほど考えた貴方の裏切りの理由
信じられぬ思いが胸を刺す
ありえない現実にやわらかな貴方の笑顔がかすんでいく
支えてくれる温かな腕もここにはなく
自分自身の血にまみれて冷たくなっていく俺は
ここにいる貴方と遠く離れた野良犬のどちらを想っているのだろう
修兵さんがああいうことになりまして。。。
すいません
すごく不謹慎ですが…ほっとしてしまいました
私自身の思っていた檜佐木修兵像とのブレがないことに安心したというべきでしょうか
最後まで修兵さんにとって東仙要は信じている隊長でしかありえなくて
彼が本気で自分を殺そうとするなんて心底信じられなくて
だからこそあんなにも無防備に東仙要の側に近寄ってしまう
信じるなんて言葉では表せないほどに
幼子が親を想う純粋さで彼の魂が慕っているように思えるのです
とても重いテーマですが親が子を殺す、またはその逆の場合
殺される側は最後まで信じられない思いでいっぱいだと思うのですが
あの瞬間修兵さんの感覚はまさにそうだったのじゃないでしょうか
もちろん修兵さんの無事は疑ってもないですよ
もうすぐ卯の花隊長も到着なさることですし
(現実とのタイムラグはこの際置いといて…)
あの状態でうりゅたんも乱菊さんも無事なんですから
当然修兵さんも無事です
でもって……やっぱり修兵さんもヒロイン確定なんだと思いました
…だって久保てんてヒロインに容赦ない…
要っち蹴り落としてましたからね…天誅!
にしても、流されるだけでなくちゃんと東仙要の主義主張が
これからちゃんと語られそうで安心しました
そういう土台のない相手に傾倒してるなんてそれこそ可哀想ですから…
こんなにも近くにいるのに
貴方へと投げた言葉はその耳には届かず風に散る
数え切れぬほど考えた貴方の裏切りの理由
信じられぬ思いが胸を刺す
ありえない現実にやわらかな貴方の笑顔がかすんでいく
支えてくれる温かな腕もここにはなく
自分自身の血にまみれて冷たくなっていく俺は
ここにいる貴方と遠く離れた野良犬のどちらを想っているのだろう
2009/12/12 [00:26:26] (Sat)
定例報告…とか?
すいません がっつり停滞中です
だというのに毎日沢山の方に遊びに来ていただいてすいません
その上キリ番設定するの忘れてて21万ヒットさっくりスルーしてすいません
なんかもう果てしなく存在自体がスイマセンな気分;;;;
だというのに毎日沢山の方に遊びに来ていただいてすいません
その上キリ番設定するの忘れてて21万ヒットさっくりスルーしてすいません
なんかもう果てしなく存在自体がスイマセンな気分;;;;
2009/12/07 [23:06:21] (Mon)
未選択
「今日は特に寒いな」
教室ならともかく家庭科室は常時暖房がついているわけじゃないから完全に冷え切っている。
「急ぐのか?」
黒崎の視線は手をこすって指を温めている僕の膝の上。
今年のバザーに出すツリー用のマスコットを編むための毛糸。
「まぁね、一つでもたくさん作りたいし時間はあるにこしたことないよ」
そうかと呟いた黒崎が僕の傍らに近付いた。
何だという間もなくつかまれた左手はめくられたシャツの下黒崎の脇腹に当てられた。
「っ~~~!つめてぇ~!」
「ばっ、ばか!当たり前だろ!はなせよ!」
僕の抗議などまるで聞く気がないとばかりに左手を取り返そうと伸ばした僕の右手まで捕まえて今度は反対の脇腹にくっつける。
「やめろったら!黒崎!」
必然的に黒崎に抱きつくような格好になってしまった僕の耳元、ささやくような黒崎の声。
「じっとしてろよ、温まったら放してやるから」
「!!」
自慢じゃないが僕は男なのに冷え性だ。
指先だって不意に当たったりすると嫌がられるくらい冷え切ってしまう。
今日だって自分でもうんざりするくらい冷たい指だったんだ。
それを黒崎は……
指先よりも耳たぶが熱くなるのを感じた。
教室ならともかく家庭科室は常時暖房がついているわけじゃないから完全に冷え切っている。
「急ぐのか?」
黒崎の視線は手をこすって指を温めている僕の膝の上。
今年のバザーに出すツリー用のマスコットを編むための毛糸。
「まぁね、一つでもたくさん作りたいし時間はあるにこしたことないよ」
そうかと呟いた黒崎が僕の傍らに近付いた。
何だという間もなくつかまれた左手はめくられたシャツの下黒崎の脇腹に当てられた。
「っ~~~!つめてぇ~!」
「ばっ、ばか!当たり前だろ!はなせよ!」
僕の抗議などまるで聞く気がないとばかりに左手を取り返そうと伸ばした僕の右手まで捕まえて今度は反対の脇腹にくっつける。
「やめろったら!黒崎!」
必然的に黒崎に抱きつくような格好になってしまった僕の耳元、ささやくような黒崎の声。
「じっとしてろよ、温まったら放してやるから」
「!!」
自慢じゃないが僕は男なのに冷え性だ。
指先だって不意に当たったりすると嫌がられるくらい冷え切ってしまう。
今日だって自分でもうんざりするくらい冷たい指だったんだ。
それを黒崎は……
指先よりも耳たぶが熱くなるのを感じた。
